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※お陰様でたくさんの方にご注文いただき、本年の予約販売は終了いたしました。
収穫量次第では3月初旬に追加販売を行います。

「独りじゃ、活きられへん。独活と生きていく。」

独活(うど)は独りで活きると書きます。
しかし、江戸時代から大阪茨木市で栽培されてきた 「三島独活」は
人が寄り添うように手間暇かけて育む野菜です。
私たちは伝統農法を忠実に継承しながら、三島独活を作っています。
独りでは活きられない独活が私たちに教えてくれること。
それは人とのつながりの大切さ。
伝統農法を継承する人、同じ土地に生きる人、そして三島独活を食べて下さるお客様。
さまざまな人の支えなしでは、独活も、私たちも生きていけません。
今年もたくさんの人に頼りながら育った三島独活できました。
どうぞお召し上がりください。

【独りから3人。そして地域で活かす。】
代々続く三島独活の栽培農家は、大阪府茨木市千提寺にある1軒だけとなっていました。
千提寺は隠れキリシタンの村として歴史的に有名な地域でもあります。
時代の変化にあいながら信じるものを貫くという風土に、
三島独活も守られたに違いありません。
三島独活と、三島独活を支えてきた千提寺には
人、自然、伝統といった大切なものが詰まっています。
私たちは2014年から最後の三島独活の農家の後を継ぎ、
伝統農法を継承しながら独活の栽培を始めました。
現在は地域の人たちの温かいサポートも受け、
地域で三島独活を育てています。

【独りでは決して育たない。高い技術と手間で活かす。】
三島独活は「なにわの伝統野菜」にも認定されている伝統野菜です。
独活は大きく「山独活」と「軟白独活」の2種類に分けられますが、
三島独活は軟白独活の一種です。
他の軟白独活と異なるのは、品種と栽培方法です。
品種は地域で代々守られてきており、特に色が白い品種です。

栽培方法も特徴的で、小屋の中で藁と干し草の発酵熱を使って育てます。
発酵熱によって土を温め、春をつくることで独活が育つのですが、
温度管理には高い技術が必要になります。
また、栽培には1年を要し、春夏秋冬ずっと手間がかかります。
しかしこの伝統農法がおいしい独活を育てます。

7層の藁と干し草を押し上げ育った独活は、
ストレスをかけられ、甘く香りが強くなります。
また外気に接しないため、柔らかく、みずみずしくなります。
「春の梨」と例えられるほどです。

【独りでもおいしい。でも他の素材の中で活きる。】
三島独活は他の独活と比較し、
「白い、香りが強い、甘い、みずみずしい、アクが少ない」
という特徴があると言われています。
生で食べるのが格別で、薄く皮をむき、さっと水にさらして塩をつけて食べるのがおススメです。
また、炒める、煮ると味、食感共に異なる味わいになり様々な楽しみ方ができます。
どんな素材とも相性がよく、味噌や醤油とよく合います。
三島独活の収穫は1年に1度で、2月末から3月末頃までになります。
シーズンの終わりには「三島独活ロス」の声が続出するほど
中毒性が高い野菜なので、ぜひ一度ご賞味ください!

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【お問い合わせ先】千提寺farm.
電話:090-6900-6968 / 080-3803-4495 (中井)
メール:sendaijifarm.380@gmail.com